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自家製オリーブオイル・地元民による地元民の為の搾油所(Frantoio)。

2015-11-18
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イタリアの9月~11月にかけてはオリーブのシーズン。
カラブリアの山間部にオリーブ畑を持つ我が家でも10月末からオリーブの収穫が始まり・・オリーブ関連行事(笑)がだだだだーっと続きました。
激動の数週間の事は後々お伝えするとして、本日は我が家もお世話になっているカラブリア山間部の地元民しか集まらない搾油所(Frantoio)の様子をお届けします~。

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オリーブの実を収穫後、その日のうちに搾油所に持ち込み搾油してもらいます。
「おいしい」とされるオリーブオイルは、収穫~搾油終了まで12時間以内で作られたもの。
自家用オリーブオイルには特にこだわる地元民はほぼこの「12時間ルール」守っています。カラブリア人の旨い物にかける情熱は凄まじいんですよ!!(笑
朝から収穫を始めて、夕方前になると摘みたてオリーブを持って搾油所に押しかける!!のがこの時期・この時間帯の恒例で、普段は閑散としている搾油所前に駐車スペースが無いほどの車が集まっております。
急がないとオリーブの鮮度が下がる!!って事で、場所取りだけで大変な大騒ぎ(笑。カラブリアらしいな~

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順番待ち中のオリーブたち。
カラブリアのこのあたりでは、熟しきった黒いオリーブの実よりも緑色の若い実から作られたピリ辛オリーブオイルが好まれます。
でも、若い実だけだとまろやかさ・味の深さに欠けるので・・黒い実も20%~50%くらい入っているとさらにGoodらしい。
中には黒い実100%で作る人もいますが、少数派です。

DSC_8549.jpg


こちら、順番待ち中の我が家のオリーブ。
実はこの「順番」も非常に大切と考える地元民が多く・・誰の後に絞ってもらえるのかをしっかり確認する人がほとんど。
搾油する機械の設計上、どうしても最初の数リットル分は自分の前の人のオリーブオイルが少しだけ混入してしまうので、おいしい自家用オリーブオイルを確保したい地元民にとっては、自分の前の人のオリーブの状況は確認するのも重要な作業。
例えば、業務用に絞りたい人、格安で売りさばきたい人のオリーブの実は見るとわかるので・・こーいった方たちの後になるのは皆嫌がります(笑。揉めます(笑。
搾油所側も心得ていて、こーいった方たちの搾油は後回し。業者も事情はわかっているので大きな揉め事にはならないんですが・・カラブリアらし~く適度に揉めるんだな(笑

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数週間のうちにものすごい量が持ち込まれるので、すべてのオリーブの実の山には名札が付いています。この方、この界隈では有名な100%黒い実からオリーブオイルを作る人。思わず記念撮影してしまいました(笑
ところで、オリーブの実を手で触るのはNG。搾油所見学の機会があったら気をつけてくださいね。

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作業はすべて機械化されていて、こちらはオリーブの実を洗う機械。
機械自体が振動して、大きな枝などを振り落としながら洗浄します。

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で、石臼で挽きます。
高速で石臼3個がぐりぐり回転中。
臼の下では、摩擦熱が発生しないよう温度管理がされています。

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その後、一切空気に触れることなく油と水を分ける作業が一連の機械の4つのブースを使って行われます。ちなみに結構な騒音。施設内では怒鳴らないと声が聞こえないほどの機械音がしています。
観光客用の搾油所ではないので、オリーブを洗うところから一切が味気なく機械化されていますが。。おいしいオリーブオイルができるからこれでいいの♪

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機械の前にずらっと並んでいるのが、現在搾油してもらっている人が持ってきたオリーブオイル用容器。
すでにオリーブオイルが入っているポリ容器は、昨日分のオリーブオイルでINOX製容器に入りきらなかった分を一時保管しているもの。今絞っているものとあわせて、改めてINOX製容器に入れるんです。
毎日摘んで~搾油してを繰り返すので、我が家も大きめポリ容器(40l)はいつも持参しております。。

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オリーブオイルが出てきました~♪
今年は作柄がよく、薫り高いオリーブオイルの当たり年になりそうです。
イタリア各地の友人たちからも「今年のはおいしいよ~♪」という嬉しい知らせが♡

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できたオリーブオイルはその場でINOX製容器に詰め(つめ切れなかった分はポリ容器に入れ)、本日の作業完了。
ちなみに本日分は約150ℓ。待ち時間も含め、今回は約2時間ほど搾油所にいたことになるかな。

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私たちが搾油を終えた後も、オリーブオイルが出てくる作業最終工程の場所には順番待ちをしている人たちのひとだかり。
搾油作業が始まるまで時間があるとき、ちょっとだけ搾油所を後にする人もいますが、搾油作業が始まったら機械の前で待機しているのが普通。
我が家のオリーブオイルなので、皆心配なんですよね^^

はーやれやれ。今日も終わったね~なんて言いつつ帰宅の徒に付こうとすると・・

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もう21時過ぎているのにオリーブ持ち込んでいる人もまだまだいっぱいいました(笑
この時期、地元民の集まるこの搾油所はほぼ24時間営業。
忙しい搾油所スタッフの事情を知っているので、みんなケーキを持ち込んだり、コーヒーをおごったり。いや、忙しいんだら働かせてあげなよ。。。と当初は思ったけれど、スタッフや近所の人たちとの交流も楽しいもので、今では私も自家製ドルチェ持参で日参する場所になりました(笑

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おまけ。
この時期、搾油所近辺はオリーブのすご~く良い香りがします。
オリーブのこの香りは、搾りかすから出ているもの。この香りで、どこに搾油所があるのか大体検討が付きますよ♪

さて、次回はオリーブの実の加工品を作ります!

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