Cuddruriaddri。カラブリア州コゼンツァで12月8日に食べるもの。

2015-12-24
12月8日はImmacolata Concezione(無原罪の御宿り)という、宗教上大変重要な日で祝日。ざっくり説明すると、聖母マリア様がイエスを宿したとされる日。そしてクリスマスシーズン開始日でもあります。
イタリアではこの8日にクリスマスツリーを飾り付ける習慣があるんですが、カラブリア州コゼンツァではCuddruriaddri(←クッドゥルリアッドゥリと発音しますw)を食べる日でもあります。

クリスマスツリー出すだけでも結構重労働なのに、朝早くからCuddruriaddriの準備。。。さらにプレゼーペ(イエス誕生場面のジオラマみたいなもんです)も出さないと。
コゼンツァの12月8日の特に午前中はシャレにならない位忙しいのです(苦笑

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Cuddruriaddriはジャガイモと粉から作られる、揚げドーナツみたいな食べ物。
生地に少し塩をしますが、塩味・砂糖を絡めたDolceとしても食べられています。
お食事用に塩味を準備して、食後のDolceに砂糖を絡めたCuddruriaddriを食べるのがコゼンツァ流。揚げドーナツまみれになる8日の昼食・・(苦笑

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↑露店の様子。

カラブリア州の北部コゼンツァ県・クロトーネ県では普通に見かけますが、南部では食べる習慣のないところもあるみたい。同じカラブリアなのにね。こういった違いって面白い♪
さらにコゼンツァ県の一部では12月7日にのみ食べるとする地域もあるけれど・・基本的に祝日の12月8日の食卓を飾る食べ物っていう認識でOKみたいです。昔は8日にのみ作られていた、ある意味幻の一品(笑

現在では12月から1月末、場合によっては復活祭頃まで露店で手に入れることのできるストリートフードとしても人気があります。
コゼンツァの中心にはあちこちに露店が♪ 寒い中、揚げたてをはふはふするのって最高ですよ♡

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作り方は簡単。
ジャガイモと粉と酵母を混ぜて、ボール状にして醗酵させます。
倍くらいの大きさになったらOK。

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生地がやわらかいので、指先に油をつけながらドーナツ型に整えます。
他の事してたら過醗酵しちゃったけど、気にしなくて大丈夫(笑
形が多少崩れてもOKですよ~

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高温の油でさっと揚げます。
揚げ油はサラダ油推奨。オリーブオイルだと香りが強すぎるかなー。

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Dolceにするときは、揚げたて油をさっと切ってから砂糖の中へIn!
きな粉で作ってみたら和風なCuddruriaddriになって、なんだか給食の揚げドーナツな雰囲気に! 懐かしい~♪

お食事用に作る際は、塩漬けの小魚などを小さく切ったものを予め生地に入れておいたものを揚げます。(塩味なのでお砂糖は振り掛けません)
ジャガイモのおかげで外はさくっと、中はもっちりとした食感が持ち味。
揚げたてを食べるので、揚げ係りになっちゃうと大変ですが(笑)、コゼンツァ人にしてみると「これを食べないとクリスマスシーズンを迎えられない!!」という、季節を彩る一品でもあります。
露店で簡単に手に入るので自宅で作る人が少なくなってしまっているけれど、レシピを守っていきたい、コゼンツァの大切な郷土料理です。
そして。。実は『パパのお料理教室』での隠れた人気メニュー。
お酒のおつまみにもなるし、食後のDolceにもなるし、使い勝手の良いレシピなんですわ(苦笑

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ちなみに。クリスマスイブの本日(24日)のお昼ご飯にも登場率高し。
イブの夜はお魚ディナーなので、軽~く済ませたいランチはCuddruriaddriにするんだって。ということで、我が家も本日はCuddruriaddriでランチです。
え? 揚げドーナツが軽い料理??とかいう疑問は置いておく方向でお願いします。(笑

皆様、素敵なクリスマスを♡

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