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女性の日とレンギョウとノンノ・ミミの思い出

2012-03-10

8日は女性の日(ミモザの日)でしたね。
食いしん坊の主人が食べられない花束を持って帰ってくるはずも無く、ふつーにケーキをお土産に鼻歌歌いながら帰宅しました(笑  一応ミモザケーキだったので、8日を意識はしてたみたい。意識だけは・・

先日、チェントロから少し離れたあたりをお散歩中に思いもかけず立派なレンギョウを見かけました。
花期が意外と短く、散る姿も美しいレンギョウだけど・・この花を見ると主人の父、ノンノ・ミミを思い出します。
まだお会いする前に当時は彼氏だった主人から義両親の結婚式の写真を見せてもらった際、「美男すぎ~!」と私のツボをがっちり押さえた、ビックリするくらい南顔の美丈夫・義父ドメニコ(愛称・ミミ)は、お料理上手で、女性に優しくて、いい意味で南のいーかげんさを備えていて、そのくせ義理堅くて、とカラブリアの優男を地で行くような人でした。なんでこの美男の血が主人に受け継がれなかったのか~!と思った事も何度か(笑
くわえタバコで子豚一匹丸焼きにする下準備とオーブンの火加減が面倒くさいポルケッタを仕上げた際の得意げな写真や、くわえタバコでお気に入り無駄にでっかいアメ車の前でポーズとった写真、他にも古きよき南の60年代~70年代の写真を見せられて、写真からにじみ出るいたずらっ子のような雰囲気に魅了されていたのは確か。
結婚を決める数年前に「紹介するよ」と言われて、気軽な気持ちで会いに行けたのも、写真のあちこちで見かけたあまりに「悪童です」っていう笑顔に会ってみたかったからかも、と今は思います。

で、実際お会いしてみて・・お昼ごはん時だったので、季節の料理のカプレット一頭使った料理を準備して待っていてくれたんだけど・・まだイタリア語がぜーんぜん話せなかった私、ご本人とまともに会話できず、私(英語)→主人(翻訳)→義父と大変面倒くさい会話を強いる事に(汗

口数がビックリするほど少ない義父は、当時はまだ彼氏だった主人のご両親との食事に若干緊張気味ながらもやっぱりもりもり食べてた私を見てニコニコしながら「美味しいか?」と短い質問をしたことを良く覚えています。たぶん、プリモの時も色々話したはずなんだけど、やっぱり緊張していたらしく記憶が飛んでる・・(汗
「こんな美味しいカプレット、食べた事ないです」っていうような返答をしたのかな? そしたら主人経由で「頭は食べられるか?」との質問。
「はいはい、脳みそですね?もちろん食べられます~!」と応えたら、満面の笑顔で中座、台所から綺麗に2つに割られたカプレットさんの頭の部分を持ってきてくれました。そのうち1つを私に。もう1つは義父と義母が半分こ。
もしかしたら頭部は食べない習慣があるかもしれない、見るのも嫌かも。と私を気遣って、大皿にも入れないでいてくれたんですね。そんな気遣いがとっても嬉しかったのをよく覚えています。
あっという間に過ぎたランチの時間後、食べすぎでちょっと外の風にでも当たろうとバルコニーに出た際、目の前の壁面を一面黄色に染めて咲いていたのがレンギョウでした。

イタリアにというか、カラブリアにレンギョウが存在する事すら知らなかった私、一面の黄色にビックリしたんですよね。で、主人にレンギョウだ。レンギョウが咲いてる。レンギョウってイタリア語で何て言うの?と聞いてみるも、花に全く興味の無い主人が答えられるわけもなく・・義父のところに言って「この花、学名がForsythiaって言うはずなんだけどイタリア語では何て言うの?」と今考えるとアホな質問を・・(汗
思いっきり義父にきょとーんとされた後、レンギョウを指差した笑顔の義父が「Forsythia, Forsythia」と繰り返し教えてくれて・・。そこでやっとイタリア語がラテン語の直系だったことに気が付いたアホな私(涙
「ああ!イタリア語でもFrosythia?」「Si, Forsythia!」と漫才みたいなやり取り後、2人で大笑いしました。主人の通訳無しで会話(?)が成立したのはこれが初めて。その後「靴」「靴下」「ズボン」の3つの単語をご本人の靴・靴下・ズボンを指差しながら教えてもらって・・。
スカルペ、なんて奇妙な単語、直ぐには覚えられませんがな。ダッシュでメモ帳取りにいって、スカルペ・カルゼ・パンタローニとカタカナでメモ。その後呪文のように唱えてたお陰で、2度目にお会いした際の3問だけのイタリア語口答試験(笑)では満点を頂きました(笑

結局私が元気な義父に会えたのはこの日を含めて4回だけ。この4回ともが私の中では大切な義父・ミミとの思い出です。レンギョウとカプレット(の頭部^^;)。あとは小さな小さなデティールが私と義父をつないでいるように感じます。
この小さなデティールを目にした時、ふっと義父との宝物のような思い出が記憶の奥から目の前に浮かんできて、私を幸せな浮遊感で包んでくれます。満開のレンギョウを見た先日も、ニコニコっといたずらっ子のような笑顔を浮かべていた義父が目に浮かんで、思わず主人に電話しちゃいました(仕事の邪魔です・・

後から主人が言うには、こんなに良く笑って良く食べる子なら合格!と、食欲面で好印象を残したらしいですよ、私(笑
まさか末息子が食欲もりもりな日本人彼女と結婚するとは、あの時思っていなかっただろうね~と主人と懐かしく話す事もしばしば。花に全く興味の無い主人がレンギョウと義父をつなげて考える事は無く、やっぱりお料理と繋がって記憶が色々出てくるみたいです。お料理上手だったからねぇ・・。

花期の短いレンギョウ。次に見に行った時はすでに散り始めていました。
ちょっと奥まっている場所なんだけれど、壁面を埋め尽くす黄色の花を見に、来春も訪れたい場所が1つできた、かな。


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このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2012/03/11 20:15] | # | [edit]
鍵コメ様♪
ごぶさたしてます、お元気ですか~!やっぱり花と絡めて記憶が出ますよね。あの時は金木犀の香りがしてた・・とか(笑 懐かしい~
 
例の件は色々オーガナイズしときます。ズボンは緩めをお持ちくださいませ(笑
[2012/03/12 17:23] | erieri #79D/WHSg | [edit]
お腹・・・・ぐぅ〜〜〜!って言ってます

美味しそうですね
[2012/03/12 20:25] | al_lamia #79D/WHSg | [edit]
JOYママさん♪
イチゴが美味しい季節が到来!で、ケーキの中にも大きなイチゴがごろごろで、あっという間になくなりました~♪ 日本に比べると数がずーっと少ないんですが、イタリアにも「この日にはこのドルチェ」と決まっている日があるんですよ。
そろそろS.Giuseppe。ゼッポレの日がやってきます~♪ 日本は桜餅の季節ですよね・・
[2012/03/13 15:57] | erieri #79D/WHSg | [edit]












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